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中国茶の飲み方について

清香館の誕生

  ○2004年9月、中国語を学ぶ仲間がこの「清香館」を発足。 中国語の学力を維持させるため、中国茶を通して立ち上げました。

 ○ 会員は月1回、中国茶に関する学習会に参加し、知識を深めています。 

勉強会の内容

  中国茶に関する歴史、茶名の由来や伝説について

  中国茶葉の生産地について

  有名中国茶による工夫茶の淹れ方について

  茶葉の色、形、を丹念に見たあと、茶水の味、香り、色についても詳細に確認します。

最後に各自感想を残しておきます。

感想欄

中国茶には数百種の茶葉があると聞き驚いてしまいます。また、茶道具もたくさんありますね。

   中国茶には、心をリラックスさせる力があり会話もはずむようです。

 

9月17日のご報告及び感想:

2004年から1年半、内モンゴル自治区のフフホト市に語学留学していました。北京から飛行機で1時間位のところですが、上海や北京と違って田舎です。

現地の中国語の先生は上海とフフホトの差は10年と言っていました。文化、経済、全てにおいてフフホトは10年遅れているというのです。それでも不便さも楽しい1年半でした。

お茶にまつわる話を少し紹介します。

■茶芸館やコーヒーショップ

いつ行っても閑古鳥でした。値段がとても高いので一般の人は行きません。我々留学生はたまに贅沢したくて時々行きましたが、金持ちの現地の人か外国人しか来ないという印象です。例えば3人でお昼ごはんおなかいっぱい食べて20元。コーヒーショップでコーヒー

1杯20元。現地の物価に慣れてくると「たまの贅沢」になるのも理解いただけると思います。茶芸館はたいてい怪しい飾り付けがしてあり怖くて入ったことがありません。客が入っている様子もないのでなおさら入りにくく感じました。

     お湯を飲む

教室で水筒を持つ先生に何を飲んでいるのか聞いたことがあります。

答えは「お湯」でした。先生いわくお茶を飲むより体にいいそうです。ルームメイトもお湯をいつも飲んでいました。茶葉は家にありません。彼女は夏になるとお湯を冷ましてペットボトルにいれて凍らして朝持って出かけていました。ジュースはよく飲んでいました。変わったところではダイエット茶と暑気払いのお茶(両方とも粉末)を飲んでいました。私はスーパーでいろいろな茶葉を買って飲んでいました。

■モンゴル族の人たち

レストランではたいてい味も色もなくなったジャスミン茶がだされますが、モンゴル料理屋では別にミルク茶を頼みます。たいていどん、と魔法瓶ひとつでてきます。

お茶をつくりミルクと塩を加えて煮たものです。日本人は嫌いな人が多いようです。

店では茶葉はレンガ茶を使います。店の前で店員が茶葉の入った袋を地べたに置き金槌でガンガン割っているのを見たことがあります。モンゴル族の友人はレンガ茶はゴミが混ざっていて品質が悪いものが多いので紅茶を使うと言っていました。モンゴル族の人々にとってミルク茶は朝ごはんです。干した牛肉やきび、乳製品を入れて飲みます。栄養たっぷり、おなかいっぱいになります。

■インスタントミルク茶

スーパーに「ミロ」みたいな感じで売っています。私は毎朝本格的に作るのが面倒なのでよくこの粉末を買っていました。味はまずいです。モンゴル族の人々も声をそろえてアレはまずい、と言っていました。ただお土産にはテキトーなモノだろうということです。

味噌汁ではないけれどミルク茶も家庭の味で、各家庭、レストランで味が違います。ここのは濃い、あそこのは薄めだなどなど。とにかくやはり手作りのものはおいしいです。

花房 


8月30日のご報告及び感想: 8月9日〜17日 メンバーの3人が北京に行って、中級茶芸師の勉強と試験を受けました。資格試験の結果は9月中旬に分かります。 ドキドキですが、楽しみにしています!!!

 技 能 試 験 中             

 試     験     後             

中国茶 茶芸を学びに

八月九日から十七日の日程で、北京に行って来ました。観光のためではありません。中国語を通しての仲間と茶芸を学びに馬連道の「御茶園」まで足を運び、茶芸を学びに行ってまいりました。

はじめから初級のクラスを受講させていただこうと思い私だけが軽い気持ちで行きました。私は内心「二年も仲間同士で茶芸をやってきたし、ある程度出来るでしょう…」と。

「後悔は先に立たず」といいますが、後悔している時間はなく、とりあえず茶芸師の動作を見てノートに書き残します。中国語の講義内容を聞き漏らさないようにと努力はするのですが、まったくといっていいほど聞き取れません。 知っている単語をつなげて、想像で取り繕っても理解することは困難でした。

いつまでもへこんでいてもどうにもならないので、ここでは自分の出来ることをしっかり学んで帰るしかない。こう気持ちを切り替えなければなりませんでした。そう考えること以外には方法はありませんでした。もう翌日には、試験が迫っていました。

短い学生気分もつかの間。覚えなければならないこともたくさんあるのに、 時間は刻々と過ぎ去ります。 とうとう試験日がやってきました。自分も知らないうちに緊張していて、まとめのノートを手にタクシーに乗り込みました。車内はいつもになく静かな空気が流れ,私達は会場へと進んでいきました。

御茶園」につくと、受講者たちが今日のために準備していたチャイナドレスを着て待っていました。周囲の人達の表情には余裕があるように思えました。

実技、質疑応答など、どれをとっても緊張の時間が張り詰め、ひとつをクリアーするたび、「あと少し」、「もうちょっと頑張る」と自分に言い聞かせながら、椅子に座ることなく緊張の連続で、受験生の様子を眺めていました。

試験日の恥ずかしい思いは忘れないでおこう。どのようなことも自分が納得するまで研磨してゆくことが必要だ!(何事においても集中すること)。この気持ちを心に刻んで帰国しました。今回の北京は「逃げ出し寸前」の研修でした。観光だけの北京でしたら楽しい思い出だけが残ったでしょう。

苦しい思い出も出来たことは私には今後、何か得られそうな気がするのです。研修の効果は今後、どのような形で現れるのでしょうか。                        

副チーフ 2006.8.30

 

 

2月12日(月) 第31回中国茶の会 

 

1月17日(水) 第30回中国茶の会 

  

12月17日(日) 第29回中国茶の会 

  印度のお茶

  11月20日(月) 第28回中国茶の会 

  韓国のお茶、中国の青茶

  10月18日(水) 第27回中国茶の会 

  鉄びんの水湯の比べ

  10月18日(水) 第27回中国茶の会    

  10月6日(金) 仲秋の月見会

  

   9月17日(日) 第26回中国茶の会    

   8月30日(水) 第25回中国茶の会  披露会  

     

お茶

産地

お湯の温度

作法

人気度

極品観音王

福建省

95〜100℃

工夫茶芸

☆☆☆

特級太平猴魁

安徽省

85〜95℃

蓋椀茶芸

☆☆

恵明緑茶

浙江省

80〜90℃

グラス茶芸

☆☆☆

   7月17日(水) 第24回中国茶の会

          

    6月21日(水) 摂津市鳥飼公民館癒し中国茶   講座2

   6月7日(水) 摂津市鳥飼公民館癒し中国茶      講座1

     

中国茶の分類について
中国茶は、その発酵度合いによって呼び名が変わりますが、それぞれの発酵段階での茶葉の色から名前がつけられています。
分類 発酵 一言 代表銘柄
緑茶 不発酵 中国茶の総生産量の80%が緑茶。 龍井茶・碧螺春・黄山毛峰
白茶 弱発酵 新芽の白毛が特徴。 白牡丹・白毫銀針・寿目
黄茶 弱後発酵 珍しいお茶。 君山銀針
青茶 半発酵 発酵過程で茶葉が銀青色になるので青茶と呼ばれます。 武夷岩茶・凍頂烏龍茶・鉄観音・金萓茶・黄金桂・大紅袍・東方美人・阿里山高山茶・文山包種
紅茶 完全発酵 紅茶のルーツは中国です。 祁門紅茶・正山小種
黒茶 後発酵 菌類で発酵させます。 プアール茶・六堡茶
花茶 緑茶・白茶・烏龍茶に花や果実を混ぜて、お茶の葉に香りを移したものです。 ジャスミン茶、菊花茶など

■もっと詳しい情報は、中国茶王国「彩香」中国茶大図鑑でどうぞ。

中国茶の飲み方について

「中国茶ってどうやって飲めばいいの?」よくそんなお声を耳にします。中国茶も日本茶も、もちろん紅茶でもそうですが、それぞれ個人による好きな飲み方があって当然なのです。
「でも、やっぱりよくわからない。」とおっしゃる方へのアドバイスのコーナーです。
ここでは中国茶の簡単で基本的な飲み方をご案内を致します。一度試してみて、自分なりの飲み方をアレンジしてみて下さい。肩の力を抜いて楽しいティータイムをお過ごし下さいね!
 
茶壺(チャフー)又は急須:グラスでも可  *茶壺は中国式の小ぶりの急須のことです。   蓋碗       茶壺    グラス
茶杯(チャハイ)又は湯飲み茶碗:盃でもOK  *茶杯は中国の小さな湯飲み茶碗のことです。
茶盤(チャバン)又はボウル:鉢などでもOK  *茶盤は捨てたお湯を淹れるためのものです。   工夫茶器   
茶巾または布巾  *濡れた時にすぐに使えるよう身近にあると便利です。
緑茶の入れ方  <龍井茶、碧螺春、黄山毛峰、など
1. 茶壺(急須又はグラス)に沸騰したお湯を入れ器を温めます。
2. 次に、そのお湯を茶杯(湯飲み)に移して茶杯を温めます。残ったお湯は茶盤(ボウル)に捨てます。
3. 茶葉を茶壺に入れます。(湯量150ccに対して茶葉の量の目安は4g程度です。)
*その間も茶杯(湯飲み)は温めておきます
4. 沸騰させて少し冷ましたお湯(85〜90℃くらい)を茶壺に注ぎ1〜2分蒸らします。
*待っている間に茶杯のお湯を捨てておきましょう。
*お茶は繰り返しお飲み頂けます。3回目以降からは、蒸らし時間を少しずつ長くしていきます。
5. 茶葉が水分を含み清々しい若葉の香りが立ちこめる頃が飲み頃です。茶海があれば、一旦、茶海に全てのお茶を出し切り、お茶の濃さを均等にします。
*茶海(ちゃかい)があると、簡単にお茶の濃さを均一にすることができます。ミルクピッチャーのような形で茶壺のお茶を一旦そこに全部注いでから茶杯につぎけていく方法です。
6. 茶海から、茶杯にお茶を注ぎます。(お茶会などで複数の人数の場合は、全員にお茶が行き渡るよう気を付けます。)
※茶海がない場合は、お茶の濃さが均一になるよう注意しながら茶杯にお茶を注ぎます。

■たとえ中国茶でも、緑茶の入れ方は日本茶の緑茶とほとんど同じです。但し、香りをしっかりと楽しみたい場合は、お茶を入れる時の温度を少し高めにして、蒸らし時間を少し短めにして下さい。
茶葉の量や蒸らし時間などは、お好みに合わせて調整して下さい。
白・黄茶の入れ方  <白毫銀針、君山銀針、など
1. 茶壺(急須又はグラス)に沸騰したお湯を入れ器を温めます。
2. 次に、そのお湯を茶杯(湯飲み)に移して茶杯を温めます。残ったお湯は茶盤(ボウル)に捨てます。
3. 茶葉を茶壺に入れます。(湯量150ccに対して茶葉の量の目安は4〜5g程度です。)
*その間も茶杯(湯飲み)は温めておきます。
*お茶は繰り返しお飲み頂けます。3回目以降からは、蒸らし時間を少しずつ長くしていきます。
4. 沸騰させて少し冷ましたお湯(85〜90℃くらい)を茶壺に注ぎ、お好みによって1〜10分蒸らします。
*待っている間に茶杯のお湯を捨てておきましょう
5. 茶葉が水分を含み清々しい若葉の香りが立ちこめる頃が飲み頃です。茶海があれば、一旦、茶海に全てのお茶を出し切り、お茶の濃さを均等にします。
*茶海(ちゃかい)があると、簡単にお茶の濃さを均一にすることができます。ミルクピッチャーのような形で茶壺のお茶を一旦そこに全部注いでから茶杯につぎけていく方法です。
6. 茶海から、茶杯にお茶を注ぎます。(お茶会などで複数の人数の場合は、全員にお茶が行き渡るよう気を付けます。)
※茶海がない場合は、お茶の濃さが均一になるよう注意しながら茶杯にお茶を注ぎます

■たとえ中国茶でも、緑茶の入れ方は日本茶の緑茶とほとんど同じです。但し、香りをしっかりと楽しみたい場合は、お茶を入れる時の温度を少し高めにして、蒸らし時間を少し短めにして下さい。
茶葉の量や蒸らし時間などは、お好みに合わせて調整して下さい。
1. 茶壺(急須又はグラス)に沸騰したお湯を入れ温めます。
2. 次に、そのお湯を茶杯(湯飲み)に移して茶杯を温めます。残ったお湯は茶盤(ボウル)に捨てます。
3. 茶葉を茶壺に入れます。(湯量150ccに対して茶葉の量の目安は5g程度)です。
*その間も茶杯(湯飲み)は温めておきます。
4. 沸騰したお湯(95℃以上)を茶壺に注ぎ30秒〜1分蒸らします。
*待っている間に茶杯のお湯を捨てておきましょう。
*お茶は繰り返しお飲み頂けます。3回目以降からは、蒸らし時間を少しずつ長くしていきます。
5. 茶葉が水分を含み甘く清々しい香りが立ちこめる頃が飲み頃です。茶海があれば、一旦、茶海に全てのお茶を出し切り、お茶の濃さを均等にします。
*茶海(ちゃかい)があると、簡単にお茶の濃さを均一にすることができます。ミルクピッチャーのような形で茶壺のお茶を一旦そこに全部注いでから茶杯につぎけていく方法です。
6. 茶海から、茶杯にお茶を注ぎます。(お茶会などで複数の人数の場合は、全員にお茶が行き渡るよう気を付けます。)
※茶海がない場合は、お茶の濃さが均一になるよう注意しながら茶杯にお茶を注ぎます。

■中国茶の中で、日本ではもっとも有名な「ウーロン茶」や「鉄観音」などの淹れ方です。まるで紅茶のような味わいの「東方美人」も、中国茶の中では青茶に分類されます。
日本茶との大きな違いは沸騰したお湯を使うというところ。茶葉の量や蒸らし時間などは、お好みに合わせて調整して下さい。
紅茶の入れ方  <九曲紅梅、テン紅、祁門紅茶、など
1. 茶壺(急須又はグラス)に沸騰したお湯を入れ温めます。
2. 次に、そのお湯を茶杯(湯飲み)に移して茶杯を温めます。残ったお湯は茶盤(ボウル)に捨てます。
3. 茶葉を茶壺に入れます。(湯量150ccに対して茶葉の量の目安は4g程度)です。
*その間も茶杯(湯飲み)は温めておきます。
*お茶は繰り返しお飲み頂けます。3回目以降からは、蒸らし時間を少しずつ長くしていきます。
4. 沸騰したお湯(95℃以上)を茶壺に注ぎ30秒〜1分蒸らします。
*待っている間に茶杯のお湯を捨てておきましょう。
5. 茶葉が水分を含み清らかで芳醇な香りが立ちこめる頃が飲み頃です。茶海があれば、一旦、茶海に全てのお茶を出し切り、お茶の濃さを均等にします。
*茶海(ちゃかい)があると、簡単にお茶の濃さを均一にすることができます。ミルクピッチャーのような形で茶壺のお茶を一旦そこに全部注いでから茶杯につぎけていく方法です。
6. 茶海から、茶杯にお茶を注ぎます。(お茶会などで複数の人数の場合は、全員にお茶が行き渡るよう気を付けます。)
※茶海がない場合は、お茶の濃さが均一になるよう注意しながら茶杯にお茶を注ぎます。

■中国茶にも紅茶があります。キーモン(キーマン・キームンなどとも言います)は、紅茶の中でも、世界三代銘茶と言われるほど有名です。
紅茶は、通常のポットで淹れていただいても美味しくお召し上がり頂けますが、ちょっと中国茶風に淹れてみたいという時は、ぜひ上記を参考になさって下さい。茶葉の量や蒸らし時間などは、お好みに合わせて調整して下さい。
1. 茶壺(急須又はグラス)に沸騰したお湯を入れ温めます。
2. 次に、そのお湯を茶杯(湯飲み)に移して茶杯を温めます。残ったお湯は茶盤(ボウル)に捨てます。
3. 茶葉を茶壺に入れます。(湯量150ccに対して茶葉の量の目安は3g程度)です。
*その間も茶杯(湯飲み)は温めておきます。
4. 沸騰したお湯(95℃以上)を茶壺に注ぎ、すぐにそのお湯を捨てます。(これは茶葉についてホコリなどの汚れを洗う<洗茶と言います>ためです。)
その後、再度茶壺にお湯をたっぷりと注ぎ30秒〜1分蒸らします。
*待っている間に茶杯のお湯を捨てておきましょう。
*お茶は繰り返しお飲み頂けます。3回目以降からは、蒸らし時間を少しずつ長くしていきます。
5. 時間になったら、茶海があれば、一旦、茶海に全てのお茶を出し切り、お茶の濃さを均等にします。
*茶海(ちゃかい)があると、簡単にお茶の濃さを均一にすることができます。ミルクピッチャーのような形で茶壺のお茶を一旦そこに全部注いでから茶杯につぎけていく方法です。
6. 茶海から、茶杯にお茶を注ぎます。(お茶会などで複数の人数の場合は、全員にお茶が行き渡るよう気を付けます。)
※茶海がない場合は、お茶の濃さが均一になるよう注意しながら茶杯にお茶を注ぎます

■黒茶は<プーアール茶>がとても有名です。プーアール茶は、香港では「ポーレイ茶」と呼ばれています。
どちらも同じお茶を示します。北京語と広東語の違いによる発音の違いと理解して頂ければよいと思います。
<黒茶>は飲茶にとてもよく合います。大きなポットで沢山作って、お食事の時にたっぷりと取るようにしていただくと、口の中がざっぱりとするのでおすすめです。
花茶の入れ方  <ジャスミン茶、桂花烏龍茶、など
1. 茶壺(急須又はグラス)に沸騰したお湯を入れ温めます。
2. 次に、そのお湯を茶杯(湯飲み)に移して茶杯を温めます。残ったお湯は茶盤(ボウル)に捨てます。
3. 茶葉を茶壺に入れます。(湯量150ccに対して茶葉の量の目安は4g程度です。)
*その間も茶杯(湯飲み)は温めておきます。
4. 沸騰したお湯(95℃以上)を茶壺に注ぎ、30秒〜1分蒸らします。
*待っている間に茶杯のお湯を捨てておきましょう。
*お茶は繰り返しお飲み頂けます。3回目以降からは、蒸らし時間を少しずつ長くしていきます。
*お茶のベース(緑茶・ウーロン茶・白茶など)によってお湯の温度を変えて頂くと、お茶の持つ個性と美味しさをより楽しむことが出来ます
5. 茶葉が水分を含み芳醇な花の香りが立ちこめる頃が飲み頃です。茶海があれば、一旦、茶海に全てのお茶を出し切り、お茶の濃さを均等にします。
*茶海(ちゃかい)があると、簡単にお茶の濃さを均一にすることができます。ミルクピッチャーのような形で茶壺のお茶を一旦そこに全部注いでから茶杯につぎけていく方法です。
6. 茶海から、茶杯にお茶を注ぎます。(お茶会などで複数の人数の場合は、全員にお茶が行き渡るよう気を付けます。)
※茶海がない場合は、お茶の濃さが均一になるよう注意しながら茶杯にお茶を注ぎます。

■花茶は、中国茶の中では6大分類には入らず、別枠で考えられています。ジャスミン茶の他にも「菊花茶」、「メイクイ茶」、「桂花茶」なども花茶の仲間です。
ハーブティーなどからも考えられるように、フレーバードティーはどちらかというとその薬用効果から好まれるようです。
例えば、ジャスミン茶は頭脳の働きを活発にし、気分を明るくリフレッシュするのによいと言われていますし、菊花茶は風邪の予防や眼の疲れに効くと言われています。
工藝茶の入れ方  <錦上添花、茉莉仙桃、丹桂百合、など
1. グラス(または茶海、蓋碗、ポット)に沸騰したお湯を入れ温めます。
2. 次に、そのお湯を茶杯(湯飲み)に移して茶杯を温めます。残ったお湯は茶盤(ボウル)に捨てます。
3. 茶葉をグラスに入れます。(大きめの粒の時は、一粒が1回分になります。)
*その間も茶杯(湯飲み)は温めておきます。
4. 沸騰したお湯(95℃以上)を茶壺に注ぎ、30秒〜1分蒸らします。
*待っている間に茶杯のお湯を捨てておきましょう。
*お茶は繰り返しお飲み頂けます。3回目以降からは、蒸らし時間を少しずつ長くしていきます。
5. 茶葉が水分を含み、綺麗に開いてきたら飲み頃です。そのままグラスからお召し上がり頂くか、別の器に移してからお召し上がり下さい。
*茶海(ちゃかい)を利用すると、とても便利です。茶葉を1粒茶海に入れてお湯を注ぎます。茶葉が開いたら、そのまま茶海から、それぞれの茶杯にお茶を注ぎます。

■工藝茶は、中国茶特有のとても美しい茶葉です。一つ一つ、手作業で丁寧に作られますので、どの茶葉も微妙に異なる表情をしています。
緑茶、ジャスミン茶、紅茶など、最近では種類も沢山増えました。
ガラスの茶海やポット、グラスなどで入れると、茶葉が美しく開く様子がご覧頂けるので、そのけなげな姿に心が和みます。
 
国式の茶器のサイズは全て小ぶりです。日本の茶器でお茶を淹れる場合は、茶葉を少し多めにするとおいしく淹れることができます。
自宅にあるものを上手く利用してみると、いろいろな発見があります。「私はこだわり派なのよねー」という方は中国式の茶器を一式揃えることをお勧めします。

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